ここ数日…。「あ…あと〇日か…。」「幼稚園くるの嫌やな~。休みたいな…。」「どっからくるん…。」「どうせ鬼って、人やろ!一体誰なん?(強がっている感じ満々で…(笑)」など、数々のつぶやきが聞こえていました。
子どもたちにとって、2月3日は1年に1度、一世一代の勇気を振り絞って登園しなければならない日なのです!
年長組の子どもたちは「みんなで踊ってたら音が変になって鬼くるねんで!」「ホールのこっちからきてんで!」などなど、昨年度の鮮明な記憶を語りながら、内心ドッッッキン!ドッキン!していたんでしょうね…。警戒心、半端なかったですよ…。
朝、登園するなり「あ~やっぱりホールの窓空いてるわ…」とため息。いやいや…コロナの感染防止対策により、毎日開いていましたよ(汗)
ちょっと物音がすると…「鬼ちゃう?」
きりん公園を眺め、誰かが通ると…「あの人鬼ちゃうか?」
もう、とにかくドッキドキです!
そして、ついにその時がやってきました。
まさかのタイミングで、今年の鬼は2階の年中さん、年少さんのところから忍び寄り…
2階の子どもたちの「キャー!」の声に、すぐさま年長さんも飛び出し…
そこから、子どもたちの鬼退治のはじまりです!!
もちろん、あっという間に1階の年長児のところにもやってきました。
しかも、な・な・なんと…!部屋へ逃げても、ホールへ逃げても、物陰に隠れても…鬼たちは容赦なく…くるんです!見つけてしまうんです…。
でも、年長組の子どもたちは幼稚園みんなのために、どんだけ怖くたって覚悟をきめなきゃいけないんです!
今までの年長さんの鬼を退治してくれていた勇敢な姿を引き継がなければならない一心で、踏ん張りました!
ポケットに入れていた『金の豆』!年長組みんなの気持ちを合わせて「鬼は~外!福は~内!」
今年も、無事に鬼退治を終えました^-^;
みんなのためにありがとう、年長さん!そして、本当にお疲れ様…♪